ストレングスファインダーから見る漫画のキャラクター考察(キングダム 麃公編)

  • HOME
  • ブログ
  • 記事
  • ストレングスファインダーから見る漫画のキャラクター考察(キングダム 麃公編)

皆様こんにちは。今日も元気にストレングスファインダーから見る漫画のキャラクター考察を行います!今日はこの人です!そう麃公です!本能型の極みと李牧に言われるこの人はどんな資質があるのでしょうか?早速みていきましょう!麃公の資質はこの様に考察しました。

1 自我   影響力

2 自己確信 影響力

3 指令性  影響力

4 活発性  影響力

5 適応性  人間関係構築力 です!一つずつみていきましょう。

1自我

1番目は自我です。麃公はとにかく自分が戦の中心である事を望みます。同じ大将軍である王騎からも「大火の中心にいないと気が済まない人」と揶揄されています。これは自分が特別な存在であると周りから認識してもらいたい自我が強くあると考え自我を1番にしました。

2自己確信

2番目は自己確信です。麃公の初登場は蛇甘平原の戦いです。その時に麃公は呉慶という将軍と一騎打ちを行います。一騎打ちとは負ければ戦の敗北が決定してしまう為これを行う行為自体そもそも自殺行為に他なりません。しかし麃公はそれを躊躇わず行っている為自分の力に自信を持っていると判断し、自己確信を2番目にしました。

3指令性

3番目は指令性です。蛇甘平原の戦いの時彼は敵陣の真っ只中に突撃しました。普通なら無謀この上ない戦術ですが、麃公の部下達は文句を言わず付いてきています。勿論麃公が討ち取られたら戦の勝敗が決定してしまう為に必死であるという点はあります。しかしその無謀極まる戦術がとれるのは麃公にカリスマ性があるからでしょう。指令性は主導権を握る事に長けた資質です。ストレングスファインダーにカリスマ性がある資質というのは無いのですが、部下に指令を出しても余り反発しないのは彼自身に魅力がある将軍だからでしょう。その理由から指令性を3番目にしました。

4活発性

4番目は活発性です。麃公は自陣に込もって戦略を練る将軍ではなく先程も言った通り敵陣の真っ只中に先頭から突撃する将軍です。これは常に動き出したい活発性があると判断し4番目に来ると考察しました。

5適応性

5番目は適応性です。麃公は相手の先を読む将軍というより相手がこう動いたらこう動くという今を考えて動く将軍です。麃公は秦が滅びるかどうかの合従軍の戦に対してもマイペースでこう発言しています。「戦は生き物じゃあ 始まってみねば分からぬわ 展望などあるか」とこれは過去を大事にする原点思考や未来を大事にする未来志向とは異なる為1番近い適応性が強いと判断し適応性を5番目にしました。
6本能型とは何か?どうやったらなれるのか?
キングダムの世界では武将には大きく分けて二つの型があります。一つは本能型そしてもう一つは知略型です。本能型と呼ばれる武将は四人いて(麃公 李信 慶舎 堯雲)です。その逆の知略型と言われる将軍は三人います(呉慶 王煎 李牧)です。自分が考える本能型とは危機回避と危機察知の能力だと考えています。 此処が危ないから回避する。此処が攻め時だから攻撃する。そして相手の意図や考え等を言語以外の手段で察知して戦を進める事が出来る。これが自分が考える本能型の戦いです。逆に知略型の戦いとは何でしょうか?それは兵法書等を読み込んだり相手の情報を収集する事で敵の戦略や戦術そして相手の狙いを理解し戦いを有利に運ぶ武将です。しかし此処で一つ謎が残ります。何故キングダムの作中では本能型の武将と知略型の武将に別れるのでしょうか?考察していきましょう。まず本能型であるとされている武将は先程紹介しました。4人いて(麃公 李信 慶舎 堯雲)の4人です。彼らは何故本能型になれたのでしょうか?その理由を考察していきます。一言で言うと戦術や戦略を学べなかったからです。又は学ぶ機会が無かったからです。河了貂の記事でもお話ししましたがこの時代での識字率は低く文字の読み書きが出来ない人が多いという特徴があります。確実に文字の読み書きが出来ないキャラクターは李信で文字の解読は河了貂に任せています。他のキャラクターはどうでしょうか?それでは見ていきましょう。
慶舎に関しては李牧が連れ子として出てきますので文字の読み書きを李牧が教えた可能性が高いので文字の読み書きが出来る可能性は高いです。堯雲は藺相如の側近だったので文字の読み書きを習っていた可能性が高いです。なら最後に麃公はどうでしょうか?結論から言うと麃公は文字の読み書きが出来ないのでは?というのが自分の考察です。麃公自身も「儂は戦場に生まれ落ちそこでそのまま育った。」「儂にとっては戦場が家であり」「戦いが生きる事であった」と自分を振り返っています。つまり麃公は本能型になったのではなく本能型にならなければ戦場を生きてはいけなかったというのが正しい表現なのかもしれません。実際に麃公の戦い方を見ていた呉鳳明もこう発言しています。「変わった敵だ麃公軍は、各軍の置き方戦い方まるであべこべでどの兵法書でも禁とするものが平気で目に付く現に無意味なほど兵を死なせている。しかし代わりに要所要所では有り得ぬ様な勝ちをおさめてその差を帳消しにしてくる。」とつまり兵法書や情報収集よりも己の経験と勘で戦場を渡り歩いてきた男それこそが麃公なのです。
7まとめと麃公の強み
資質だけを見ると麃公は常に自分が主人公にならないと気が済まず自分の力に自信を持っていて困難な状況でも常に決断力があり常に動き続ける人で尚且つ今を大切に生きている男性である事が分かります。そんな麃公の強みとは自身の感情に流されずしっかりとした自分の役割や自分の使命をしっかり理解している処です。 麃公の初登場は蛇甘平原の戦いの時です。その時魏の総大将である呉慶と一騎討ちを行いました。麃公は呉慶に問います「何故自分に一騎討ちを挑んできたのか?」と呉慶に聞きます。此れに関して呉慶はこう答えます。「自分は元小国甲という国の王族であり。国を失う事がどういう事か貴様には理解出来ない!」と主張しますが麃公はこう切り返します。「下らん負け犬の感傷だな!!」「小国の淘汰は戦国の世の常」「貴様の舐めた苦汁等そこら中に転がっておるわ!!」「戦場にあって身の上話等何の意味も持たぬ!」「兵ならば目の前の敵をどう倒すか」「将ならば敵軍にどうやって勝つか!!」「それ以外に心捉われる事は無い!!」と断じています。呉慶は侵略者は絶対に許さないという武将ですが自軍が有利な丘を降りてしまった事は麃公の言う通り戦略としては頂けません。呉慶は魏で大将軍になった男ですから何万もの兵の命を預かる男としては感情に先走ったナンセンスな行動である事は否めません。しかし麃公にはその感情のブレはありません。戦うそして戦うからには勝つこれが大将軍としての責任でありあるべき姿です。それを最後まで貫いた麃公は自分としては立派な将軍であると感じました。これで麃公の解説を終了します。

ストレングスファインダーはドナルドОクリフトンという人が30年以上をかけて成功者を調べてきました。貴方も麃公と同じように自分の強みを活かした目標を立てる事が出来れば自分の人生を成功に導く事は十分に可能であると自分は判断します。此れを読んでいる貴方もストレングスファインダーを受けて、自分の強みを見つけ自分の強みを活かした目標を創り自分の勝ちパターンを設定してみませんか?ストレングスファインダーを受けて自分の人生を成功に導きましょう!

 

キングダム』屈指の武将・麃公(ひょうこう)、戦で無双する背中に思わず憧れる! | ciatr[シアター]